*大前提として情報開示が少なすぎます。歴史も年もザルトゥーム島外も記憶を失って全く知らない環境に飛ばされたのに、何ら調べようとしない指揮官。 記憶消去どころか洗脳疑惑も考えられる。 よって以下妄想です。
そういうふんわりしたプロットのゲームだから!と言われればそうですし、後にこれが伏線だったんだよ!と言われればそうなのかもしれないモヤモヤした点がゲーム内に散りばめられています。
今回はプロローグで語られたので流石にしっかりとした伏線であろう『マブラヴ ガールズガーデン(マブガル)』の物語の根幹に横たわる謎。主人公がメイズ内で発見され、学園に保護された直後の精密検査シーンから読み解いてみます。

「体組織の構成炭素が……同位体比率、これどうなってるの!? こんなの……あり得ない……。」
このセリフが、単なるSF的な演出であったら台パン不可避です。
今回は、マブラヴ オルタネイティヴの絶望から続く「人類変質」の可能性を考察します。
「人間を辞める」というプラン:BETAを欺くための擬態
物語のプロローグで語られる、あまりにも重い言葉。
「君のプランを実行すればおれたちは人ではなくなってしまう」

「人間を辞めてまで生き延びる未来なんかに」

これを「マブラヴ オルタネイティヴ」の世界線、すなわちBETAに追い詰められ、オルタネイティヴ5による一部人類の宇宙脱出さえ行われた後の絶望的な状況と仮定します。(仮定に仮定だらけだなんて正論で殴らないで)
BETAは「資源採掘用自動機械」であり、炭素生命体を「生命」と認識せず「有機資源(あるいは障害物)」と見なして処理します。彼らが攻撃を停止する唯一の条件は、対象を「人(創造主であるケイ素生命体)」であると誤認すること、と仮定。
単純な遺伝子改造では、炭素ベースである限りBETAにとっては「資源」のままです。しかし、体組織を構成する元素の比率を極限まで操作し、物理的・化学的特性をケイ素生命体に近づけるプランが実行されたとしたらどうでしょうか。それはもはや、私たちが知る「人類」という定義からは完全に逸脱した存在への変容を意味します。
Q. それが実行できる科学力なんてないだろ?
A. それはそう
炭素同位体比率の異常:科学が証明する「地球人ではない」証拠

学園の調査結果で「???」が驚愕したのは、主人公が「炭素生命体であること」ではなく、その「中身(同位体比率)」であると文脈から推察できます。ここで、現実の科学に基づいた「地球人の安全圏」と比較してみましょう。
(ちなみにメインストーリーを進めていくと口調から???の正体についても予想できますね)
地球人が収まる「安全圏」の数値
地球上の生物は、大気中の二酸化炭素(約 -8‰)を起点にしています。光合成や食物連鎖を通じて炭素を取り込む際、生物は「軽い炭素(炭素12)」を優先的に選別するため、地球生命体の数値は必ずマイナス側に大きく振れます。
- 典型的な地球人: -10‰(トウモロコシ中心)〜 -30‰(米・小麦中心)
- 極端な例(特殊環境): -50‰ 程度(メタンを消費する細菌など)
「あり得ない」と言わしめる異常値の正体
もし、主人公から測定された数値が、以下のようなレベルでずれていたとしたら、「???」の反応は必然となります。
- レベル1:食文化では説明不能なズレ(-50‰ 〜 -100‰) 地球上のどの食物連鎖にも属さない数値。 推測される正体: 地球のバイオスフィアから完全に孤立し、別の特殊な生態系(地球内部の未知の閉鎖環境など)で育った存在。
- レベル2:無機物に近い比率(0‰ 前後、またはプラスの値) 地球生命特有の「生命の選別(同位体分別)」の法則を無視しています。 推測される正体: 炭素を「食べる」のではなく、岩石や宇宙空間の無機的な炭素を直接体に取り込んでいる、あるいはナノマシンによって構築された「人工生命体」。
- レベル3:他の同位体(炭素14)の不在 炭素14は宇宙線によって大気中で作られるため、地球で生きている限り必ず一定量含まれます。 推測される正体: もし炭素14が全く検出されない(かつ古い化石でもない)場合、その存在は「宇宙線が届かない星の内部」や「別の恒星系」から来た、あるいは「地下深くで数千万年隔離されていた」ことを示します。
「???」検査官の驚愕は、主人公の数値が現在の人類とかけ離れていたからだと思われます。旧人類と認識したかどうかは定かではありませんが、

こう言いたくなる根拠の一つになったのかもしれません。これに関しても「???」が想定通りの人物だとすると学園側に内密の調査なのか、あるいは学園側には捏造した情報が提出されていると思われます。
「世界の『外側』」:閉鎖された箱庭とゼーガペイン的構造?
「あなたはあると考えているの?この世界の「外側」が。」
ザルトゥーム島内の勢力(リバティ、スカラ、アマツ、レドフカ、ノヴァセレス)は作中で確認されているものの、島外の情報は一切不明です。これがふわっとした設定なのか伏線なのか……
またしても仮定で地理的な隔離を超えた「実験環境的な閉鎖空間」を想起させます。
もしこの世界が、BETAの手が届かない場所(宇宙空間や深海、あるいは電脳空間)に置かれた「サーバー内の閉鎖環境」や「隔離ドーム」であるならば、そこ住む人々が「外側」の存在を疑うといった環境が想像できます。この説であれば、「BETAから生き延びる」「人間であることを捨てる」「外の世界」これらには一応理屈が合いますが……
しかし、ここで主人公がメイズ内で全裸(マッパ)で無事に発見された謎が重くのしかかります。
この意図が全くの不明です。さすがにプロローグの会話から主人公を被験者1号にするとも思えず、処分されてもいないことから本人の意思を尊重し「旧人類のまま」保管していたと考えたいところではありますが。
- 主人公はメイズ適性を持っている。
- メイズ適性を持っているのは現在の人類の中でも少数。
- メイズに長く入っているとメイズ適性が向上する。
- メイズ適性が向上すれば、メイズ内での長期活動が可能になる。
- メイズ適性が上がり過ぎると地上で生活できなくなるので、パイロットを降りることになっている。
メイズシフターがパイロットであるメイズ適性者だけを狙っているといった描写もありませんし。BETAとメイズシフターとの関係についても設定はあるらしいですが、何とも言えませんね。
考察のまとめと未来への予兆
- 学園の人類: BETAとの共存(回避)のため、炭素同位体比を操作し、ケイ素生命体へ擬態した「ポスト・ヒューマン」。
- 主人公: 絶滅した?歴史が抹消された?純粋な「炭素生命体(旧人類)」。その存在自体が、この世界の物理的・生物学的前提を覆す「外側」の証拠。
- ザルトゥーム: 隔離された実験場。その「外側」には、BETAに蹂躙されたままの地球か、あるいは人類が捨て去った真の宇宙が広がっているのか。
BETA創造主シリコニアン接触計画の人類統合体宇宙総軍使節艦隊の長い旅路の中での戦術シミュレーション件娯楽として行われているのかなーとサービス開始前は妄想していましたが、それはそれで酷い話ですし。
作中でAIナビのピコが存在していますが……いやこれ存在していますよね? 妄想じゃないよね!? 誰も疑問に思っていないので普通の存在だと思いますが、ピコ以外にAIナビいませんし。この存在も頭おかしいレベルに発達した技術を彷彿とさせます。
人造種00ユニット、調律種人工ESP発現体、合成種BETAブリッドとかを想起させる
ふわっとしたプランか確固とした伏線か:
信用のできない語り手なんて言い出したらキリがありませんので、作中の描写で確定していると思われる部分が「主人公が学園内の人類と比較すると、ありえない同位体率」「これを公表せず隠蔽している」外の世界の証明、あるいは切り札とった部分だけ認識しておけばよいのでしょうか。
制作者側の設定が語られているのはこのインタビューぐらいだと思うのですが他にありますか?





